弱さと弱みの違いについて話をしたいと思います。
毎年受けもった子ども達に話す内容です。
人には一人一人に弱みがあります。
運動が苦手、勉強ができない、絵が下手などの能力に関すること
身長が低い、体型がポチャッとしてる、髪が薄いなどの身体に関すること
これらの弱みは、自分がなりたくてなったことではないことがほとんどです。
願わくば自分の弱みが無くなってほしい。
でもそんなうまいことはいきません。
そうですよね。
みんなそうです。
弱みは誰しも必ずもっています。
しかし、その弱みをどう捉えるかがとても重要です。
その弱みを弱みのまま捉える人と弱みを個性として捉える人。
弱みのまま捉える人は、自分のウィークポイントを意識して、他人に悟られないようにどこか怯えるように生きていかなければなりません。
逆に、弱みを個性として捉える人は、むしろ自分の弱みをユーモアにのせて他人を笑顔にすることができます。
どちらが、その後の人生を楽しめるかは明らかですよね。
自分の弱みを弱みのままで捉える人は弱い人です。
自分の弱みを個性として捉える人は強い人だと考えます。
世の中にあるあらゆることは、良くも悪くも決まっていません。
そこに意味を見出すのは、誰でもない自分自身です。
自分の弱みをユーモアにのせて他人に面白おかしく語れるようになりたいです。
ちなみに、僕の弱みの一つに右耳が聞こえないというのがあります。
そのまま周りに言うと、なんか気まずい雰囲気になります。
ですが、右耳が聞こえないことに気づいた小さい頃のエピソードをおもしろく語ると、聞いた相手も笑ってくれますし、聞こえないことも快く受け入れてくれます。