【プロゴルファーに学ぶ】器の広さとは?

雑記

こんばんは。

月曜日は憂鬱ですね。逆に元気に行きましょう。

さて、みなさんは子どもの頃に観たテレビで印象に残ってるものはありますか?

今まで忘れていたのに、急に思い出すものです。

しかも、それが自分の人生に大きく影響を与えている。

今日は、昔テレビで観たプロゴルファーの話を紹介します。

このプロゴルファーの話は人間関係で困っている人の役に立つ話だと思います。

優勝賞金の小切手を・・・。

彼の名前はロベルト・デ・ビンセンツォ。

アルゼンチン出身のプロゴルファーです。

彼がとあるトーナメントで優勝した時の話です。

優勝賞金の小切手を受け取って、帰る準備をしていました。


するとそこで、一人の女性がデ・ビンセンツォに話しかけてきました。

彼女は、デ・ビンセンツォに向かってこう言いました。

「自分には子供がいて、今重い病気にかかって死にかけています。

 ですがお金がなくて、医者に見せることもできません」

それを聞いて、かわいそうに思ったビンセンツォは
獲得したばかりの賞金の小切手を、彼女に渡してしまったのです。

その翌週の試合で、
デ・ビンセンツォがカントリークラブで食事をしていると、
ゴルフ協会のスタッフが彼のもとにやってきました。
 

スタッフ「先週駐車場で、あなたがトーナメントに勝った後、そこで女性に会っていたと聞きましたが・・・。」

ビンセンツォ「ああ」

スタッフ「実は・・・。その女は詐欺師だったんです。
病気の赤ん坊なんて、いなかったんですよ!」

ビンセンツォ「えっ?」

スタッフ「結婚すらしていなかったんです。あなたはだまされたんですよ!!!」
 

それを聞いて、デ・ビンセンツォはこう続けたそうです。
 

ビンセンツォ「じゃあ、死にかけている赤ん坊なんて実際はいなかったということかい?」

スタッフ「ええ、そういうことです・・・。」


ビンセンツォ「そうか。そいつは今週で一番の良い知らせだね」

デ・ビンセンツォはそう言って、
笑いながら喜んだそうです。

 

ここまでが、テレビでやっていた内容でした。

幼いながらも、カッコイイな〜って思いました。

それから、何か悪いことがあってもその中に何かしらポジティブな面を見つけるようにしています。

不幸自慢をしても、

悲劇のヒロインを演じても

周りは同情してくれるかもしれませんが、現状は良くなることはあまりありません。

それなら、逆にポジティブに返してしまった方が自分の中で割り切れるのでおすすめです。

 

デ・ビンセンツォについて、ネットで調べてみると、もう1つエピソードが見つかりました。

マスターズでのゴルフ史上最大の悲劇

1968年のマスターズ・トーナメント最終日

デ・ビンセンツォはその日「65」のスコアをマークして首位だったボブ・ゴールビーと並びました。

そのまま行けば、
翌日に18ホールのプレーオフとなるはずだったのですが・・・。

同伴競技者のトミー・アーロンが、
デ・ビンセンツォの17番、パー4でバーディ「3」のスコアを不注意で「4」とスコアカードに記入。

そのスコアカードをデ・ビンセンツォに渡し、
その間違いに気づくことなく、サインをしてそのまま提出。

「65」であったはずのスコアは「66」となってしまいました

この結果、プレーオフは行われることなく、

ボブ・ゴールビーがこの年のマスターズの優勝者となりました。

その時、デ・ビンセンツォはこのように語ったそうです。

「2位という結果は受け入れることができないが、ルールは受け入れる」

同伴競技者のアーロンに対しても、
恨み言のようなことは一切、口にしなかったと言います。

奇しくもこの日、4月14日は彼の45回目の誕生日でした。

デ・ビンセンツォはマスターズで優勝することは出来ませんでしたが、
彼のその潔い姿勢は、世界中のゴルフファンの胸を打ったのでした。

 

成功している人は、

良い意味で全てを自分のせいだと考えていますね。

成功も失敗も全て自分で受け入れるから

成功する時はより成功し、失敗しても人間味が増すのかなと思いました。

色々な話を自分の糧にしていきたいです。

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