飽きないドッチボール!ドッチボールの楽しさを倍増させる6つのアレンジルールをご紹介!
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こんにちは!

今日は、小学生が大好きなスポーツ、ドッチボールのアレンジルールについてご紹介します。

小学生ってドッチボール大好きですよね。

でも、こんな悩みはないですか?

いつも投げる人が決まっていて、やる気のない子は外野で話したり座ったりしている・・・。

ドッチボール自体は人気のスポーツですが、得意不得意がハッキリ分かれてしまうスポーツでもあります。

そこで、通常のドッチボールに限界を感じている人に向け、さまざまなアレンジルールを紹介していきます!

アレンジを加えることで、ドッチボールがさらに盛り上がり、苦手な子も楽しむことができ、クラスの仲を深めることができます。

今日は、実際に小学生に試したルールの中から、特に人気のある6つのルールについて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

こんにちは、ボンです。中学校教員を経て、今は小学校の教員です。ドッチボールは他のスポーツと違って様々なアレンジルールがあります。ときには失敗もありますが、子ども達とともにルールを作っていくのはとても楽しいですよ!!

結論と前提

まずは結論から紹介します。以下の6つです。

  1. バトルロイヤルドッチボール
  2. サークルドッチボール
  3. マルチドッチボール
  4. ポイントドッチボール
  5. ジャイアントボール
  6. キングドッチボール
どれも実際にやってみて盛り上がったものです!!

それぞれのドッチボールの紹介に入る前に、ドッチボールをするときの前提を確認しておきます。

ドッチボールは体育の授業でやることを想定しています。

つまり、ドッチボールを通して、何かしら子ども達の学びになることが必要です。

特に小学生なので、運動が得意な子と苦手な子との能力差はかなり大きいです。

だからこそ、

  • 得意なこと苦手な子をペアで組ませるチーム設定
  • 苦手な子が怖くならないように柔らかいボールを使う
  • 事前のルール説明の徹底
  • 戦略を立てる時間をとり子ども達のコミュニケーションの場の設定

以上のようなことに気をつけることが大切だと思います。

バトルロイヤルドッチボール

必要なもの: 柔らかいボール2〜4つ

場所:体育館(全面使います)

人数: チームを分ける必要なし

【ルール】

  1. 最初に子ども達が体育館に散らばります。
  2. ボールを投げ入れます。
  3. ボールを持った人は他の人に当て、当てられた人はアウトとなり、アウトゾーン(体育館のステージ)に行く。
  4. 最後まで残った1人が勝者となる。

コートは体育館全体なので、自由に動くことができます。

ボールは一気に4つ入れるより、1つずつ増やしていく方が盛り上がります。

体育館の端から端まで逃げる子、様子をみている人、お互いがボールを持ってタイマン勝負をしている子など、ステージの上から見ていると見所がたくさんあって面白いです。最終的には、ボールを2つ持っている子対2つ持っている子の勝負になります。

見ている分には、とても面白かったので満足していましたが、子どもから、

当てられるまでは楽しいけど、当てられたら終わりだからつまらない!!

と言われてしまい、ルールを追加しました。

【追加ルール】

  1. 当てられた子は、自分を当てた子を覚えておく。自分を当てた子が他の子に当てられたら、自分は復活できる。
  2. ボールを持つのは一人1個まで。
復活できるようにしたため、時間いっぱいまで子ども達が活動するようになりました。

また、ボールを一人1個にすることで運動が得意な子のボールの独占を防ぐことができます。

サークルドッチボール

必要なもの: 柔らかいボール1〜2つ、マーカー、タイマー

場所:コートをマーカーなどを使って円形にする

人数: 半分に分ける

時間:2〜3分

【ルール】

  1. 子ども達を半分に分ける。
  2. 攻守を決める。
  3. 守りのチームは円形のコートの中、攻めのチームは円形コートの外にいく。
  4. 攻め(外側)のチームにボールを渡し、守り(中側)のチームに当てる。
  5. 当てられたらコートの外に出る。
  6. 守りの子がボールをノーバンで取ったらセーフ。攻め側のチームにボールを渡す。
  7. 時間になったら中にいる人数を数えて攻守交代
  8. 最終的に中にいる人数が多かったチームが勝ち。

簡単にいうと、守り側は、避けることに特化したドッチボールです。

避けるのが異様に上手い子はとても活躍します。

ボールは1つでやってみて、慣れてきたら2つ目を入れるようにするのがベターです。

時間制限なので、守りの子はボールを取れたら、攻めの子がいない方にボールを投げて時間を稼ぎます。

マルチドッチボール

必要なもの: 柔らかいボール2つ(色違い)、タイマー

場所:通常のドッチボールコート

人数: 半分に分ける

【ルール】

  1. 子ども達を半分に分ける。
  2. 通常のドッチボールでボールを2つ使う。

マルチドッチボールは一番やりやすいアレンジルールですね。

ボールを2つ使ったドッチボールです。

ただ、ここでも子ども達から、

ボールは2つあるけど全然投げさせてくれません!

との声があったので、2個目のボールにルールを追加しました。

【追加ルール】

  1. 2個目のボールには、運動が苦手な子だけが触れる
  2. 運動が苦手な子以外は、どのような条件(バウンドボールでも転がってきたボールでも)であっても触ったらアウト。
  3. 運動が苦手な子以外は、外野でも投げることができない。
苦手な子しか触れないボールがあることで、普段はあまり活躍できないような子が活躍します。

ポイントドッチボール

必要なもの: 柔らかいボール1〜2つ、タイマー

場所:通常のドッチボールコート

人数: 半分に分ける、チームに分ける

時間:2〜3分

【ルール】

  1. 子ども達を半分に分ける。
  2. 通常のドッチボールでボールを1〜2つ使う。
  3. 時間制限の中で、ボールを当てる。
  4. ボールが当てられても外野に行かなくてOK。
  5. 教師が審判になり、当てられたポイントを数える。
  6. ポイントが少ないチームが勝ち。

ドッチボールをしていると、当てられたら外野に行かなきゃいけないのは辛いですよね。

そんなときにはポイント制にしてみるのがオススメです。

ただ、実際にやってみると、単純に2チームに分けると内野の人数が多くてごちゃごちゃしてしまいます。

そこで、単純ですが少人数のチーム制にして、チーム内で戦略を練らせてみました。

すると、強い子を狙ってもポイントが稼げないことや苦手な子をどう守るか考えるようになりました。

単純ですが、チームの仲を深めるのに効果的なルールだと思います。

ジャイアントボール

必要なもの: バランスボール、マーカー、タイマー

場所:サークルドッチボールと同じような円形のコート

人数: 半分に分ける

時間:2〜3分

【ルール】

  1. 子ども達を半分に分ける。
  2. 攻守を決める。
  3. 守りのチームは円形のコートの中、攻めのチームは円形コートの外にいく。
  4. 攻め(外側)のチームにバランスボールを渡し、守り(中側)のチームに当てる。
  5. 攻めのチームはバランスボールを投げても転がしてもOK。
  6. 守りのチームはバランスボールに触れたらアウト。
  7. 時間になったら中にいる人数を数えて攻守交代。
  8. 最終的に中にいる人数が多かったチームが勝ち。

サークルドッチボールとマルチドッチボールの追加ルールを合わせたようなルールです。

小学生にとってバランスボールはかなり大きいので、投げる子はほとんどいません。

守り側もバランスボールから逃げるだけなので、マリオパーティのミニゲームみたいで楽しく活動できます!

ただ、体の小さい子はバランスボールに当たると吹っ飛んでいくので気をつけましょう。

キングドッチボール

必要なもの: 柔らかいボール1〜2つ

場所:通常のドッチボールコート

人数: 半分に分ける、チームに分ける

【ルール】

  1. 子ども達を半分に分ける。
  2. 通常のドッチボールでボールを1〜2つ使う。
  3. チームの中で王様を決める。
  4. 内野の生き残りが何人いても王様が当てられたら負け

このルールも比較的簡単なアレンジです。

王様を誰にするかが運命の分かれ道です。

チームごとに決めさせても面白いですが、くじ引きで決めるとより盛り上がります。

くじ引きでお調子者が王様になったとき、でしゃばってすぐに当てられた時の空気は最悪でした(笑)

最後に

以上ドッチボールのアレンジルールを6つ紹介しました。

何かしら参考なれば幸いです!

また、クラスの子ども全員対先生1人のドッチボールも意外と好評です(笑)

ここで先生が勝つと、子ども達から尊敬の眼差しで見られます。

自信がある先生はお試しあれ。

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