研修で学んだことを書き留めておきます。
トランスリテラシーについて
多種多様な情報を組み合わせて自分の考えを作り上げていく能力のこと。この力をテストしたところ、日本人は他国と比べて圧倒的にスコアが低かった。
これからの時代、教科書の内容を身に付けるのは当たり前としてプラスアルファが求められていく。
「知っていること」から、その情報を学んだことで将来、「課題解決ができるようになること」が必要となる。
すなわち、新しい知識を生み出す力
そのためには、他者との対話を通した深い関わりの機会を沢山設定していく必要がある。
授業の内容を「どう学び」「何ができるようになるか」まで教育課程全体をデザインして考えていく必要がある。
また、それをどう身取っていくのかも考えておかなければならない。
テストでどういう問題を出すか。
その問題でどう評価していくか。
その問題を出すにあたってどう授業していくか。
自分の授業を振り返って… 子供達が豊かな学習観を持つことができるようになってほしい。
それを調べるためには次の質問を考えていくこと。
『勉強が好きかどうか?』また、『何を持って「好き」なのか』
この質問に自分の生徒達はどう答えるか、またどう答えてほしいかを考えて授業を作ることが大切である。果たして、自分の授業は自分が目指す姿に向かっているか。
これから育むべき「資質・能力」について
評価の観点が3つになったことからもこれから育むべき資質・能力が変わっている。その3つは以下の通り。
○生きて働く「知識・技能」の習得
○未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力など」の育成
○学びを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力・人間性等」の涵養
これら3つの観点を頭に入れながら学習指導を行っていく必要がある。
これからの教師に期待する姿を通して
これからの教師には、授業の中で以下の3つのことが達成できるような授業を考える必要がある。
- 学習者が自分で答えを作る
- 学習者同士が考えながら対話して,自分の考えを少しずつ変える
- 学んだことが次の問いを生む
今までは単元が積み上げ型の授業となっていた。だから、最初からつまずく子が多く、1度つまづいてしまったらもう這い上がってこられない子供がいたを
だが、これからは逆の視点で考えなければいけない。
感想
殴り書きのような感じですみません。今回の研修の感想も書いておきます。
「期待される姿」と「そうでない姿」を示された。
そもそも、これまでの人達がそういった教育をしてきたんだから今でもそういった教育になるでしょ。
耳障りの良い言い方をして今の授業を批判しているように感じた。
言うだけなら簡単だし、言ってることは正論。
正論だから反論できない。反論できないからやらないといけない。
やらないといけないからまた自分で苦しむ。
苦しんでせっかく作った授業でもダメ出しをされたり、生徒の欲しているもの(点数)と違ったりしてしまうと、反応が薄くなる。
そうなったら、当然授業を考える必要を感じなくなる。負のループじゃないかなぁ。