クラスの子どもが1度は絶対に関わる「バースデーチェーン」
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悩む人
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クラスの子同士の関わりを増やしたいな〜?

今日は、こんな疑問に答えていきます!

転校生が来たり、クラスの中に緘黙(かんもく)の子がいたりして、どうにかクラスの子同士の関わりを増やしたいと思っている人に向けて、おすすめのエンカウンターを紹介します。

今日紹介するのは「バースデーチェーン」です!

子どもが絶対に関わるようになる「バースデーチェーン」

目的

今回の活動では、以下のことを目的とします。

  • クラスの誰もが誰かしら(同じ誕生日月)と関わりをもつ
  • 普段のコミュニケーションがどれだけ言葉に依存していたかを知る
  • クラスの掲示物を作る

準備物

準備物はストップウォッチだけです。

教室で行います。

掲示物を作る場合には、B4の紙が15枚ほどあればOKです。

授業の流れ

授業の流れは、大まかにいうと、次のようになります。もちろん先生のやりやすいように変更可能です。

  1. アイスブレイク
  2. ルールの確認
  3. バースデーチェーン
  4. 掲示物作り

詳しく解説していきます。

アイスブレイク

まずは、エンカウンターをするときにいきなり本題に入らずに、アイスブレイクの活動をしてクラスの雰囲気をあたためます。

アイスブレイクとは、氷を解かすことの意味。初対面の人同士が出会う時、その緊張をときほぐすための手法。集まった人を和ませ、コミュニケーションをとりやすい雰囲気を作り、そこに集まった目的の達成に積極的に関わってもらえるよう働きかける技術を指す。

ウィキペディア

あまり時間を使うことができないので5分以内に終わるような簡単なアイスブレイクがおすすめです。

◯1分チャレンジ・・・目をつぶり、1分になったと思ったら手を叩く

◯じゃんけん5(ファイブ)・・・2人1組でジャンケンをする。指を0〜5まで出し、合計が5になれば成功。成功した回数を競う。

◯ぎょうざじゃんけん・・・3人1組でじゃんけんをする。「グー」が肉、「パー」が皮、「チョキ」がニラ。掛け声に合わせて全員がバラバラ(グー、パー、チョキ)になれば成功。成功した回数を競う。

ぎょうざじゃんけんは盛り上がりやすいので、タイマーをセットするのを忘れないでね!

ルールの確認

アイスブレイクが終わったら「バースデーチェーン」のルールを確認します。

これからみんなには、教室で誕生日ごとに大きな円になってもらいます。

円になるだけなら簡単じゃん!

そうですよね。だから、一つだけルールがあります。

それは、一言もしゃべらないということです。

えー。そんなことできるのー?

何をして自分の誕生日を伝えればいいんですか?

しゃべっちゃダメなだけで、体や手を使ってのジェスチャーはOKですよ。

なるほど。手を使っていいならできそうだな。

先生の右を1月1日に一番近い人とします。すると、先生の左側が12月31日に最も近い人がくるはずですね。

それでは、始めてください。

ここでは、緊張感を与えないように明るく話すようにしましょう。

バースデーチェーン

活動が始まったら、先生はその場から動いてはいけません。

いつもは心配な子の側に行きがちですが今日はグッとこらえて、クラスの子の様子をチェックしてみてください。

クラスの子は、以下のように分かれます。

  • 1月や12月生まれだから、先生の近くで様子をみている子
  • 最低限のコミュニケーションでどうにかしようとしている子
  • 自分の前後だけ確認して安心している子
  • 一人一人ジェスチャーを使って誕生日を確認しているリーダーの子

意外と先生が思っているより、子ども達は自分達でどうにかしようとしています。

並べたようなら1月から12月まで順番になっているか一人ずつ確かめます。

全員間違えずに並べたら、拍手喝采です!

間違っていても、その子を責める雰囲気は作らず、

やっぱり、言葉を使うって大事なんだね〜。

とか言いながら、もし間違っていたら、正しい場所に誘導します。

最終的に同じ月の子達で集まれればOKです。

掲示物作り

最後に同じ月の子達で掲示物を作ります。

簡単に「生まれた日」と「名前」を書き、周りを飾りつければオリジナリティあふれる掲示物の完成です。

低学年の場合は、「生まれた日」と「名前」だけ書くことができる簡単な枠をにしておくのがベターですね。

授業の最後は、活動の中でよく頑張っていた姿を褒めましょう。

「バースデーチェーン」は、クラスの誰もが一度は関わる姿が見られるはずです。

ぜひやってみてください!

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