信頼される教師になるために
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こんにちは。ボンです。

今日は人間関係について考えていきます。

 

社会人として働くと、その中で多くの人と関わることになりますよね。

一般の企業では、クライアントや同僚、職場の先輩、取引先などです。

共通して言えることは、みんな自分と対等な大人であることです。

 

しかし、教師として働き始めると、相手にする人の種類?はかなり多くなります。

よく、一般企業で働いている人に
「教師って子どもとだけ関わっていればいいんでしょ?」
と言われることがあります。
確かに、自分が学生の時には先生が子ども以外と関わっているというイメージはないですよね。

普段の生活の多くは子ども達と関わっている時間が多いのは間違いありません。

ですが、それ以外の時間は一般の企業と同じく様々な大人の人たちと関わっています。

職場の同僚はもちろん、教材会社の方や旅行会社の人たちとも関わります。

総合的な学習の時間でゲストティーチャーを呼んで話を聞いたり、職場体験として地域の職場で働いたりすることもあります。

保護者に至っては、自分と年齢が変わらないような人から、それこそおじいちゃんおばあちゃんのような方々とも関わります。

 

子ども達との関わる時間もありますが、教師って意外と大人と関わることが多いんですよね。

そういった大人の方々への対応をおろそかにすることはできません。

むしろ、良好な関係を築いていかなければなりません。

大人同士のせいで子どもが損をすることはあってはならないからです。

 

だからこそ、大人の方々と関わる上で信頼されることは教師として必要なスキルだと思います。

今日は、教師が一番多く関わる大人つまり同僚の先生と関わる上で信頼を勝ち取るために必要だと思ったことを紹介していきます。

結論から言うと以下の2つです。

  • 相手の仕事の手を止めさせない
  • 相手がどういう特性なのかを見極める

 

そもそも「信頼」とは?

 

信頼とはどういった意味なのでしょうか。

Wikipediaによると

信頼(しんらい)とは、相手や対象に対し自分の期待した通りの結果が帰ってくることが信じられること。

 

つまり一言で言うと、相手の期待に応えることです。

相手に何かをお願いされるとき、

相手の心の奥では「教師なんだからこのぐらいはできるでしょ」

という期待をもってお願いされます。

 

その期待に応えられればこれからも同じような信頼をされます。

仮に、その期待以上の成果を与えられればより信頼されることになり、逆に期待以下の成果しか与えられなければ信頼を失うことになります。

それでは、上述した2つのことについて見ていきましょう。

 相手の仕事の手を止めさせない

これは仕事の取り組み方についてです。

教員の仕事は沢山ありますが、大きく2種類に分けることができます。

それが、自分一人で完結する仕事自分一人で完結しない仕事です。

この2種類の仕事の優先順位は必ず意識しましょう。

自分一人で完結する仕事<自分一人で完結しない仕事です。

自分一人で完結する仕事に関しては自分のペースでやりたい様にやればいいですよね。

注意が必要なのは自分一人で完結しない仕事です。これは他の先生が関わっていますから優先順位を高めなければいけません。

自分一人で完結しない仕事は学年や学校の仕事で、誰かが主となり回している仕事です。

自分発信で仕事を出した経験がある人ならわかると思いますが、誰かが遅れているせいで進みが滞っていると集約している方はイライラします。

その遅れが一回二回と常習になってくると信頼なんて溜まっていきません。

誰かが関わっている仕事は頼まれたら直ぐにやりましょう。必ずです。

ちょっとしたことを頼まれたとき「後でやろう」は危険です。

今めんどくさいと思っても後々に残しておく方がよりめんどくさいです。

そのまま忘れてしまう可能性もあります。

頼まれた時点で少しでも手をつける癖を付けましょう。

やる気が出てからやるというのはありえません。

少しでも手をつけるからそのうちにやる気が出てくるのです。

僕がよくやるのは「めーんーどーくーさーいー」と頭の中で叫んでいるときにとりかかるという条件反射を作っておくことです。

めんどくさいと思ったら手をつける

これで大体のことは何とかなります。

早くやる癖を付けていきましょう!

相手がどういう特性なのかを見極める

色々な人間関係の本は出ていますし、実際僕も沢山の人間関係の本を読んで勉強してきました。

そこで気付いたことは、

結局全員に当てはまる法則なんてない

ということです。

もちろん、統計的にこういう傾向の人が多いというのはあります。

ですが、全ての人に対してこれだけやれば大丈夫なんてものはありません。

だからこそ、その人のことをよく観察してどういう人なのかを見極めることが大切なのだと思います。

普段の生活の中で、相手が何に興味をもっていてどういった性格なのかをリサーチしておきます。

そのためには自分のスタンスとして聞き役に徹することです。

相手のことを知るためには

あなたに興味があります!教えてください!

という素振りを見せなければなりません。

難しく考えることはなく、以下の3つを意識しましょう。

  • 何かを聞かれたらその話題に短く答えて同じ質問を相手にする
  • 相手の身に付けている物について質問する
  • 質問の工夫をする

相手が何かを聞いてきた時、それは相手が聞いてきて欲しいことです。

相手が恋愛話を振ってきたら自分の恋愛話をしたいのです。

相手が車の話をしてきたら自分が興味ある車の話がしたいのです。

その意図を汲み取ってあげましょう。

また、自分の全く関係ないものを身に付けている人なんかいません。

自分が気に入って買ったとか、友達からプレゼントされたとか、その人が身に付けている物は何かしらのストーリーが隠れています。

そのストーリーを引き出すことができれば大きく信頼を得られることでしょう。

最後に、質問の工夫です。

相手とは一回きりの関わりでは無いのですから、街頭インタビューのように一問一答のような会話は止めましょう。

質問をしたら、その質問を深くして聞き返していくのです。

例えば、質問Aをしたら次は質問Bではなく、質問AaやAbやAcです。

質問に楽しく答えているうちはどんどん聞いていきましょう。

最後に

今日は信頼されるためにということを考えてきました。

特に同僚の先生に対して考えてきましたが、今日考えてきたことはどんな人にでも使える内容です。

人生に対しての満足感はお金の額ではなく人間関係によって決まります。

良好な人間関係を築くことは人生を丸ごと豊かにしていきます。

今日の内容が少しでも為になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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