新しい学年が始まり、クラスや学年の仲を深めるには、学年やクラスでのレクリエーションが効果的です。今日は、屋内でも屋外でも行える、個人、ペア・グループ、クラス対抗の活動を紹介します!
新しいクラスとして始動した4月の間に、子ども同士の人間関係やクラスの方向性を見るためにもレクリエーションを取り入れてみませんか。
先に結論をお伝えすると、今日紹介する活動は以下の3つです。
- 個人での活動「クモ鬼」
- ペア・グループでの活動「ボール運び」
- クラスでの活動「玉入れ」
ではそれぞれ詳しく紹介していきます!!
体を動かす楽しさを体感!「クモ鬼」で笑顔になろう!
準備物
- 笛
- 赤白帽子
内容
「クモ鬼」は、簡単に言うと、両手両足を地面につけたまま行う鬼ごっこです。
クモ鬼は、お腹が下で両手両足を地面につけて追いかける鬼の子と、お腹が上で両手両足を地面につけて逃げる子に分かれて行います。
鬼がタッチした人も鬼になり、最後まで逃げ切った子が優勝となります。一度タッチされたら、逃げる子もお腹が下の状態で鬼になります。
タッチは足ではなく手でするようにします。
流れ
まず、全体でルールの確認をし、各クラスから男女1人ずつ鬼を決めます。
鬼の子は帽子を赤にして、それ以外の子は白にします。
鬼は中央に集まって10数えた後に追いかけます。
あとは優勝者が決まるまで見守っています。
やってみると分かりますが、この活動、進むだけで大変なので、子ども達的には動くだけでとても楽しいです。
さらに、体幹を鍛えることができ、体力テストにも良い影響を与えます。
参加者全員で楽しめるので、学年の仲を深めるのにも効果的です。また、屋外だけでなく、屋内でも行えるので、季節や天候に左右されずに楽しめます。
クモ鬼はルールが簡単で、誰でも気軽に参加できます。ぜひやってみてください!
運動が苦手でも大丈夫!みんなで協力して楽しむ「ボール運び」!
準備物
- 笛
- ブルーシートや大きめの布
- ボール
- コーン
内容
「ボール運び」は、その名の通りボールがバトン代わりのレースです。
ブルーシートを敷いて、その上にボールを乗せます。そして、20~30m離れたコーンを回り、次の走者にバトンタッチします。最後の走者が走り終え、クラスの全員が座るとゴールとなります。
流れ
まず、全体でルールの確認をし、ペアを決めます。学年の始めにやるなら、色々な人と関われるように名前の順がおすすめです。
ペアが決まったらレーススタートです。
ペアでやり、時間が余ればグループでやってもいいかもしれません。
この活動は、ボールを乗せたままコーンを回るので、バランス感覚を養うことができます。
さらに、運動が苦手な子も2人や4人で行うので楽しく活動することができます。
そして、この活動の目玉は、クラスの子がみんな、走者を全力で応援するところです。
1位を取ることも大事だとは思いますが、もしそのような姿が見とれたら、しっかりと褒めてあげましょう。
「玉入れ」でクラスの団結を深めよう!
準備物
- 笛
- カゴ
- 玉
- スピーカー
- 音源(ラジカセやスマホ)
内容
「玉入れ」は、運動会でお馴染みですね。30秒から40秒程度の時間、曲を流して、その間玉を入れます。曲が終わったら終了となり、全員で数を数えながら玉を上に投げ集計します。たくさん入っていたクラスが優勝です。
流れ
まずは、全体でルールの確認をします。
玉をカゴの周りに置き、子ども達はそのさらに周りに準備します。このとき、玉は持ちません。
スタートの合図で玉を取り、カゴに入れます。
スピーカーから流れる曲が終わるまで玉を入れ続けます。
曲が終わったら元の位置に戻ります。
みんなで声を出しながら玉を数えて終了です。
玉入れ自体はルールも簡単で、小学校1年生でも取り組めるような活動です。しかし、これもやってみると分かりますが、中学年から高学年までどの年代でも盛り上がります!
全員で協力し、チーム全体の勝利に貢献することを実感させられる素晴らしい活動です、皆さんも是非、チャレンジしてみてください!
まとめ
以上が、4月におすすめの体育の授業開きの活動の紹介でした。個人、ペア(グループ)、クラス対抗と、3種類の活動を紹介したので、今後の学級経営をよくしていきたい思っているなら、ぜひ自分の学年でも取り入れてみてください!!
新年度が始まったばかりのクラスや学年において、仲を深めるための楽しくて有意義な時間になることを願っています。