【生徒指導】謝罪への持っていき方
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避けては通れないのが生徒指導です。

学校生活でも部活動でも生徒と関わる限り生徒指導はありますよね。

暴力や無視からSNSトラブルまで幅広くあり、学校の先生として年に何度も指導する機会があります。

その指導、上手くやれている自信はありますか。

僕は5年教員としてやってきましたが、未だに正解を探しているところです。

そもそも正解があるかどうかすら分かりません。

ですが、先輩の先生の指導を見ていく中で僅かながら、こうするといいんじゃないかというのが見つかりましたのでご紹介させていただきます。

ケースとしては、よくあるやったやってない、言った言ってない問題です。

基本的には落とし所としてお互いに謝罪ができるところまで持っていきます。

まずは該当者の話を聞くことですね。

片方しか話を聞かずに指導をしてはいけません。

必ずめんどうでも双方に話を聞きましょう。

ここで、やってはいけないのは、その他の生徒がいるところで話を聞くことです。

当たり前ですが先生と生徒一対一、もしくは生徒が自分と異性なら先生は複数人で話を聞きましょう。

そして、事情を聞きます。

ほとんどの場合、どちらか一方だけが悪いということはありません。

双方に言い分があり、相手がやってきたからこっちもやったとか、こういう気分にされたから無視したとかです。

神様ではないので、時間を巻き戻したりどっちが本当のことを言っているかが分かるわけではありません。

ですから、双方の話を十分に聞いて共感を示したあと、お互いに自分の悪かったことやってしまったことを謝るようにもっていきましょう。

ここでのポイントは、謝ることを強要しないことです。

どんなに自分が悪くても謝れと言われて謝ったところで納得はしません。

やってしまったことを認めない場合も、「自分はその気がなくても、相手を嫌な気持ちにさせてしまった。」という部分に対して一言言えるようにもっていきましょう。

多くの場合、中学生でも自分は悪いことをしたということを認められません。

でも、相手が嫌な気持ちになったから問題が起きているはずで、その部分は間違いがありません。

ですから、「そういう気持ちさせてしまった」ことに対する謝罪はどんな場合にも当てはまります。

謝罪まで持っていくことができれば、その後に生徒を褒めることにも繋げられますし、保護者も納得します。

これが唯一の正解ではないと思いますが、5年間教員として過ごしてきて、参考になるなと思ったことを紹介させていただきました。

やはりどんな学校に勤務していても大切なことは先輩のやり方を見て覚えることだと思います。

指導の場に居させてもらいそのやり方を実際に見ていく中で自分に合った形を身に付けていけばよいのではないでしょうか。

今回の話が少しでも身になれば幸いです。

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