いよいよ子どもにとっても先生にとっても嬉しい夏休みがやってきました。
ちゃんと、定時で帰っていますか?
「夏休みなのに定時過ぎちゃうんだよな〜」
定時で帰るためには、『雑談』をやめる事が必要です。
小学校に蔓延る(はびこる)雑談文化
小学校の職員室を見渡すと、必ずどこかで『雑談』している先生がいます。
そして、そうした先生ほど定時過ぎても学校に残り続けています。(仕事が多いと愚痴をこぼしながら!)
その理由のひとつは、小学校の先生の男女の割合だと考えます。
男女比はよくて4:6、大体が3:7ぐらいだと思います。
誤解を恐れずに言うと、男性より女性の方がコミュニケーション能力が高く周りとの協調を大切にするので『雑談』が増えてしまうのではないのでしょうか。
もちろん、本人たちが自覚していれば何の問題もありません。
しかし、雑談するには相手が必要です。
その相手が自分で、自分は定時で帰りたいと思っていると話が変わってきます。
雑談好きな先生との関係も壊さず自分は定時で帰れたら素晴らしいですよね。
そのポイントを紹介します。
- 『早く帰る人』という印象をつける
- 自分から雑談には入っていかない
- 短い時間でこちらから話を振る
『早く帰る人』という印象をつける
その人の印象というのはとても強力です。
同じことをしているのに、もともとの印象が違うと受け手の反応も変わってきます。
例えば、勉強の得意な子と不得意な子がいて、同じテストをしたとき、2人とも間違えていたらどう感じますか。
勉強が不得意な子に対しては「まぁ、仕方ないか。」と感じる一方、得意な子に対しては「もっと頑張ってくれよ。」と感じるのではないでしょうか。
これと同じように、『早く帰る人』と周りに印象付いていれば、「あの人はいつも早く帰るから、きっと家に帰ったら用事があるに違いない」と余計な話を振られにくくなります。
ただ、印象をつけるには時間がかかります。
『早く帰る人』になりたいなら、やることを終えたらすぐに帰ることを習慣にしていきましょう。
自分から雑談には入っていかない
当たり前のことですが、雑談が定時退勤を遠ざけるのに、その輪に自分から入っていったら意味がありません。
職員室で仕事をしてると、色々な話が耳に入ってきます。
その話の中には、自分が興味ある内容を話してることもあります。
そのとき、話に参加してしまい、結構話しちゃったなと思った経験はありませんか。
もともと始まってる雑談は、話題の移り変わりが激しく、抜けるのも難しいです。
そこに参加してしまうと、出口の見えない迷路に自分から足を踏み入れるのと同じことです。
オススメしません。
短い時間でこちらから話を振る
「雑談しなかったら、感じの悪い人って思われそう」
そんな心配をする方もいるかもしれません。
そのためには、もともとある雑談に入るのではなく、自分から話を振るのがおすすめです。
自分から話を振ることで、主導権はこちらが握っていますから話をやめることも簡単です。
話を振るポイントは、自分の話をするのではなく相手に質問をすることです。
基本的に自分は聞き役に徹しましょう。
人間は聞いたことより話したことの方が記憶に残ります。
すなわち、最初から相手に質問することで、短い時間でも『雑談』したという証拠を残せます。
『雑談』をやめて定時で帰ろう
普段は時間外労働の毎日ですが、夏休みは定時で帰れるようになるはずです。
定時で帰ることで、
- 自分の趣味に時間を当てられる
- 家族との時間がとれる
- やりたかったことにチャレンジできる
- 仕事にメリハリがつき集中力が続く
こうしたメリットがあります。
先生は普段、仕事に忙殺されているので夏休みは自分の時間を確保してリフレッシュしていきましょう。
以上、何か参考になれば幸いです。
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