算数の授業で導入として使えるミニゲームを紹介します。
授業の最初にゲームを行うことで、楽しく授業に入ることができます。
算数嫌いが少なくなると嬉しいです。
小学校6年生もイキイキする算数ゲーム
今日紹介するのは次の3つです。
- HIT (ヒット)&BLOW(ブロー)
- 計算じゃんけん
- 『21』を言うな
HIT (ヒット)&BLOW(ブロー)
HIT &BLOWは数字の推理ゲームです。
0〜9までの数字を先生が3つの選び、それを子どもたちが当てていきます。
数字は重複してはいけません。
例
ここでは、先生が【256】という数字を選んだとします。
子どもを順番、または指名して数字を予想してもらいます。
このとき、『数字』と『ケタ』の視点で答えます。
すると、今回の場合、
- 『数字』が合っているのは6と5
- 『ケタ』が合っているのは5
となります。
『数字』と『ケタ』が合っているときには「HIT」
『数字』だけ合っているときには「BLOW」になります。
このように「3HIT」になるまで続け、できだけ少ないターンで当てられるように考えるゲームです。
自然と論理的に考えることができるゲームなので、頭を使うことが好きな子はイキイキとします。
ぜひ、トライしてみてください。
計算じゃんけん
計算じゃんけんは、じゃんけんのリズムで出された指の本数を使って計算をするゲームです。
計算は、たし算やかけ算にすると盛り上がります。
グループやペアで行い、早く言えた人が勝ちです。
『21』を言うな!
『「21」を言うな』は、2人組で順番に数を3つまで言っていきます。
最終的に21を言ってしまった人が負けになります。
最初は、テキトーに数字を言うだけになるのですが、だんだんと攻略法を考える子が出てきます。
高学年になると、一度やるだけで攻略法を考えてきてびっくりします。
ゲームの攻略法ですが、論理的な思考力を高める機会になるので、少し時間を確保してみんなで考えてみるといいかもしれません。
攻略法
お互い「3つずつ」しか数字を言えない、ということをもとに考えていきます。
「21」を言ってしまったら負けなので、最後の自分のターンに「20」を言ってしまえば勝ちです。
「20」を言うためには、前のターンで「16」を言えばいい。
「16」を言うためには、前のターンで「12」を言えばいい。
「12」を言うためには、前のターンで「8」を言えばいい。
「8」を言うためには、前のターンで「4」を言えばいい。
「4」を言うためには、後攻をとればいい。
というように、自分が言うべき数字を頭に入れて、勝負すれば必ず勝つことができます。
逆に言えば、お互い攻略法を知っていると、ただのじゃんけんになってしまいますが・・・。
まとめ
今日は、算数の導入で使えるゲームを紹介しました。
子どもたちの算数嫌いを減らすため、授業の最初に5分だけでもゲームを取り入れるとその後の授業にもスムーズに入ることができます。
ぜひ、試してみてください。
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