【教師が身につけたい力】セルフディスクロージャー
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教師として、子ども達を良くしたい子ども達のためになることをしたいと思うことは多くあります。

ですが、いくらこちらの想いが強くても伝わらないことの方が多いのは事実ですね。

教師と子どもの関係だけじゃなく、人間と人間の関係全てにおいて言えることかもしれません。


自分の意見が合っているのに話を聞いてくれないのはなぜなのでしょうか。

間違ったことは言っていないのに全然聞く耳を持ってくれないと相手のせいにしがちですよね。


ですが、ここで立場を入れ替えてみましょう。


もし自分だったら、どんな人の意見だったら素直に聞くことができますか。

たぶん、「この人は自分のことを裏切らないな」と思えた時に初めて少しはこの人の話を聞いてもいいかなって思うのではないでしょうか。


やはり、何を言うかより誰が言うかなのだと思います。


そこで、大切となってくるのが

セルフディスクロージャー

です。


これは、心理学用語で、自分の悩みや不安をありのまま相手に伝えることです。


いわゆる自己開示ですね。


「自分は相手を信頼しているからこそ、自分の弱みを打ち明けられるのだ」というメッセージを暗に伝えることができます。


科学的な背景があり、社会学者のゲイリー・ウッド氏の研究によるそうです。


その研究では、いくつかの実験を繰り返した結果、セルフディスクロージャーを効果的に行うための話題を10種類のパターンにまとめました。

  1. お金と健康に関する心配事
  2. 自分がイライラしてしまうこと
  3. 人生で幸福になれること、楽しいこと
  4. 自分が改善したいこと
  5. 自分の夢や目標、野望など
  6. 自分の性生活に関すること
  7. 自分の弱点やマイナス面
  8. 自分が怒ってしまう出来事について
  9. 自分の趣味や興味
  10. 恥ずかしかった体験、罪悪感を覚えた体験

以上の10種類です。


流石に子ども達に性生活のことを話すのは躊躇われますが、男の先生で仲良くなった男子数人と話せたらもう関係は築けてますよね。


自分は先生だからしっかりやらないといけないと思ってしまうと近寄りがたい先生になってしまいます。


意外と抜けが多い先生の方が子ども達から慕われていますよね。

そんな先生は意識的か無意識的かわかりませんが、自分の弱みを素直に出しているからこそ信頼されているのかもしれませんね。

僕も肩の力を抜いて子ども達と向き合っていこうと思います。

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