やったもん勝ち、言ったもん勝ちの世の中
今日は雨の中部活の試合でした。結果は負けてしまいました。新型コロナウィルスや働き方改革による練習不足を感じさせる内容で顧問としては歯がゆいです。新人の頃は力が拮抗していた相手だったので悔しいです。
そもそも、今は基本的に平日2時間程度で週に2日は休養日を入れることが義務付けられています。
学期中は、週当たり2日以上の休養日を設ける。(平日は少なくとも1日、土曜日及び日曜日(以下「週末」という。)は少なくとも1日以上を休養日とする。週末に大会参加等で活動した場合は、休養日を他の日に振り替える。)
運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン
何でこんなに差が付いたのかと疑問に思ったので、相手方の監督先生に話を聞くと「なるほどな」という感じで違う意味で納得しました。
この回答が選手達のやる気を引き出すための素晴らしいもので、自分の指導を改めるものなら「もっと頑張らないとな」と内省したかもしれません。でもそんなことはありませんでした。
結局、周りの環境としては厳しいが普通に部活動をやっていると。そして管理職も黙認していると。これなら、新人の頃力が同じくらいなら、差がつくのは当たり前ですよね。一方は学校からのガイドラインを守り、平日一日土日も一日休養日を入れていて、一方はガイドラインを守らず活動している。
これなら、正直に守っていている方がバカをみますよね。本当にやったもん勝ちの世界ってどうなんでしょう。それを管理職も黙認ってどうなんでしょう。結果が良ければ全て良しなんでしょうか。その「良し」の対象は子どもじゃなくて、その学校の顧問と管理職ですよね。同じルールの上でやるのがスポーツなのに、スポーツをする前のルールは学校それぞれ。
みんなが納得するセカイへ
やったもん勝ち、言ったもん勝ちの世界はどこにもあります。そこでどう振る舞うかは自分次第。最近だとコロナ禍の飲食店のインタビューで思い浮かびました。自分に関係ない業界にも正直者がいつも良い思いをするというわけではないですね。悲しいですが。自分だけ、相手だけ、第三者だけではなく、自分も相手も第三者も良い方法を考えてその行動をしていきたいです。