こんにちは、教員6年目の凡人教員です。
教員は、指導するにあたり、生徒との信頼関係を築いていくことが何よりも大切です。
しかし、頭ではわかっていても難しいですよね。
今日は、信頼関係を築いていくために必要なことを
7つのポイントととして挙げます。
参考にしてみてください。
全体像は以下のようになります。
- 生徒の期待に応えられるような授業の創造
- 生徒との約束を守る
- 厳しくも暖かい心で生徒に接する
- 一日に少なくとも○○人の生徒に声をかける
- 清掃、給食当番、歯磨きなどはできるだけ生徒と共に行動する
- あいさつをしっかり行う
- 常にアンテナを高くして、一人一人の生徒の様子に気を配る
1.生徒の期待に応えられるような授業の創造
なんと言っても先生は
授業が第一です。
どんなに人格者な先生でも授業が分かりずらいと信頼を得ることは難しいでしょう。
分かりやすい授業を心がけて学び続けることが大事ですね。
分かりやすい授業とは、その授業の中で、
何を学ぶかが明確であることです。
凡人流の授業の作り方については以下を参考にしてください。
凡人による授業の作り方
【道徳】凡人教員の道徳授業のつくり方【たった3ステップ】
2.生徒との約束を守る
先生としてというよりは
人として大切なことです。
1クラスに30人以上の生徒がいる中で関わっていると、
何気ない約束が交わされることが多いです。
そして、その約束が小さすぎて忘れられてしまうことも多いです。
例えば、
プリントを無くしてしまった子に「後で持ってくる」と答えて忘れてしまう。勉強が分からないと言っている子に後で教えると言ったまま何もしない等など。
どんなに小さいことでも、生徒との約束は必ず守りましょう。
守った方が自分のためになります。
忙しいときでも、あと少しで仕事が一段落つく時でも生徒の話に耳を傾けましょう。
3.厳しくも暖かい心で生徒に接する
難しいですが、先生と生徒は友達ではありません。
生徒に嫌われたくないからと言って、ダメなことを注意せずに流してしまってはいけません。
生徒の
今ではなく遠い未来の為を想って行動することが大切なのではないでしょうか。
自分達のことを想ってくれているんだな
ということが伝われば厳しい態度をとっても生徒は必ずついてきます。
生徒に対して指導をするのが苦手な人は、
週の終わりの金曜日に指導しましょう。
金曜日なら、土日を挟みますから指導する方もされる方もリセットできます。
(明日休みだから)と思えれば多少気持ちも楽になりますよ。
4.一日に少なくとも○○人の生徒に声をかける
○○にはクラスの人数が入ります。
クラス担任として、一言も話さない生徒がいてしまうのは問題です。
話すのが得意な生徒も話すのが苦手な生徒もいます。
話すのが得意・好きな生徒は、生徒の方からこちらに話に来てくれますから、必然的に話す頻度が偏ってきてしまいます。
話すのが苦手でも先生と話したいと思っている生徒もいます。
先生が意識していないと「最近全然声聞いてないな」ということになりかねません。
クラス全体を見て先生の方から話しかけに行くといいのですね。
5.清掃、給食当番、歯磨きなどはできるだけ生徒と共に行動する
自分はやらないのに人にだけ注意をする人をどう思いますか?
先生は生徒に仕事をさせるのが仕事だ、と思ってしまうと注意するだけで自分は何もしない人になってしまいます。
あらゆる活動を生徒と一緒にしていきましょう。
「先生も一生懸命やってるから僕たち、私たちもしっかりやらないと」と思ってもらえるように先生も生徒と一緒に行動していきたいですね。
6.あいさつをしっかり行う
当たり前ですが、あいさつはコミュニケーションの基本です。
あいさつをすることで、その日の生徒の様子がわかるというメリットもあります。
また、生徒にあいさつをするように指導するなら自分もしっかりとしたあいさつをしましょう。
生徒があいさつをしない理由に、
先生にあいさつしても返ってこないというのがあります。
自分からあいさつをする生徒、あいさつをしない生徒様々だと思いますが、最初から先生の方からあいさつをすることを心がけておけば問題ないでしょう。
7.常にアンテナを高くして、一人一人の生徒の様子に気を配る
子どもは環境に敏感で、自分はなんともないと思っていても
身体や表情、声のトーンなど生徒の様子に現れます。
そうした、生徒のシグナルを掴めるかどうかが学級経営のカギを握ります。
小さいことでも生徒を気にして、声をかけることが「君のことを気にしているよ」というメッセージを送ることになります。
このメッセージを沢山送ることが生徒との信頼関係を築く大きなポイントです。
一人一人の生徒に対して真摯に向き合っていけるといいですね。
まとめ
以上、生徒との信頼関係について話をしてきました。
信頼関係があるのとないのとでは同じ指導をしても反応が天と地ほどの差を生みます。
『何を言うかより誰が言うか』
が教育活動では何よりも大切なんだと思います。
これからも、小さいことを積み上げて生徒との信頼関係を築いていきましょう。
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