こんにちは、僕は2021年2月から1年間ほぼ毎日オンライン英会話のレッスンを受講しました。
僕が申し込んだのはAQUESというオンライン英会話です。
AQUESはメンタリストDaiGoさんのオススメされているオンライン英会話です。
AQUESってどんな感じなんだろ?
という方のために、今日は、AQUESについて僕の体験をもとに紹介しようと思います。
前提
前提として、僕のことを紹介します。
- 英語は大学でも勉強しましたが、単位を取れただけで全く話せない
- TOEICは受けたことがない、センター試験英語は120点
- オンライン英会話に申し込んだ理由は、担任している外国籍の子とコミュニケーションを取りたいと思ったから
- 手を付けるのは早いが飽きっぽい
- 20代後半男(学校の先生)
- 宿題はやりたくない
- 長い時間拘束されたくない
- 準備に時間をかけたくない
こんな僕ですが、この一年間の体験は、オンライン英会話はAQUES以外には体験したことがありませんが、非常に満足感の高い経験となりました。
AQUESとは
AQUESについて紹介します。
AQUESには、さまざまな特徴があります。
以下、ホームページから引用します。
AQUESは完走率97%以上の英語を短期間で話すことを目的としたマンツーマン英会話スクールです。 レッスンは5:00から25:00まで。 オンライン受講なので、あなたの予定に合わせどこでもレッスンが受けられます。 日本人コンシェルジュがあなたの英語学習を随時サポートしてくれます。 1回のレッスン時間は50分から150分まで選択できます。 予約の変更は24時間前まで可能です。
ここに書かれている中で突出すべきは完走率97%以上というところでしょう。
多くのオンライン英会話で推奨されている『自習』をレッスン内で行うような内容になっています。
そのため、ネットが繋がる端末だけあればどこでも受講できます。
僕はパソコンでの受講は行わず、全てiPhoneで行いました。
レッスンはSkypeで行うので操作方法も難しくありません。
また、通常のレッスンではフィリピン人の先生とのレッスンになりますが、それ以外に受講者一人一人に日本人コンシュルジュがつきます。
個別の担任の先生みたいなイメージです。2週間に1回日本人コンシェルジュとのレッスンがあり、これにより、英語を学習しているときの進捗状況や不安・悩みを日本語で相談することができます。
オンライン英会話において、日本語で相談ができるのはとても安心できます。
このレッスンの時に普段のレッスンとは違った角度で学習をすることもできます。
例えば、 TOEICの勉強や日本語の言い換えの練習です。僕は、この日本語の言い換えの練習がメインでした。
言い換えと言うのは、その出題された単語を知らなくても別の表現で表す練習です。「あいつはケチだ。」と言う問題に対して「ケチ」と言う単語がわからなくても、「お金をあまり使わない」と言い換える感じです。
後は、自分の普段の生活について英語で話すことを練習しました。僕の場合は、学校の先生なので、その説明ですね。
「僕は、数学の先生で中学3年生を教えています。もうすぐ入試があるので、生徒たちは一生懸命勉強しています。彼らの助けになるよう毎日サポートをしています。」みたいな感じのことを英語で話せるようになりました。
自分の目的に合わせて自由に学習することができるのでとても助かります。
受講の仕方
レッスンは基本的に自動で予約されます。
週3日以上を前提として、7時から7時50分のように1レッスン50分からの受講になります。オプションをつけるとさらに受講時間を伸ばすことができます。
予約状況は月末にメールで連絡してくれます。いちいち予約を取る必要がないので予約忘れはありません。
レッスンは自動で予約されますが、キャンセルや追加も行うことができます。
ただし、直前でのキャンセルはレッスンの回数に含まれてしまうので、時間に余裕を持ってスケジュールを立てる必要があります。
キャンセルする方が面倒な分、時間になったら強制的にレッスンが始まるので、僕のように続けるのが心配な方には強くおすすめできます。
レッスンの内容
レッスンの構成は3つのパートに分かれています。
最初に発音練習10分、次にメインの翻訳練習30分、最後に会話練習10分の計50分です。
僕が受けてきた内容を紹介します。レベルによって多少の差はあると思いますが、参考にしてください。
ちなみに、通常のレッスンはフィリピン人の先生とのレッスンになります。多くが女性の先生です。たまに男性の先生がいます。個人的には男性の先生は面白い方が多く、男性の先生だと少しテンションが上がりました。
発音練習
レッスンが始まり最初の10分は発音練習です。
小学校や中学校の最初の英語の授業を思い出していただけるとそのイメージに近いです。
thやshなど英語独特の発音の仕方を練習しました。
その後、単語の発音練習や文章の発音練習を行いました。
耳で聞いていても実際に発音することができない単語が多く最初は苦戦しました。
ですが、毎日毎日繰り返していくとだんだん発音できるようになっていきます。(自己満足かもしれませんが)少なくとも、フィリピン人の先生が言った単語に関しては聞き取れるようになります。
翻訳練習
発音練習が終わると次はメインの翻訳練習です。
ここが、AQUESの一番のウリでしょう。以下引用します。
本当に英語が話せるスクール!を目的としているAQUESは、頭の中で日本語を英語に変換し、言葉を発することをよりスムーズに行うための『日→英 アウトプットレッスン』を採用しております。 学校教育や資格勉強のような、英→日のインプット授業と比較すると、多くの日本人は英語が書けたとしても、話せるようになった人は少ないです。英語は日本でいうなら日本語ですが、皆さんが小さい時に日本語が自然と話せるようになっていったのは常に言葉を発するというアウトプットをしてきたからです。最初はもちろん短い言葉のみですが、段々と会話ができるようになっていきます。 英語学習も同じで最初は簡単な文をアウトプットしていきながら、その先には点と点が繋がり、英語での会話もできるようになります。
このことからも従来の英→日のインプット重視の英語学習ではなく、アウトプット重視の『日→英 アウトプットレッスン』が効果的と言えます。また一度忘れてしまった記憶を呼び覚まさせる反復レッスンも常時行っており英語を忘れさせません。また英語を楽しく習慣化させるカリキュラム構成で、楽しく、効率的に英語を定着させ、本当の英語力を身に着けることができます。
ここにある通り、日本語が書かれた文章を英語に直すトレーニング「スパイラルカリキュラム」をひたすら行います。
この題材もレベルがあり、最初は『やぁ元気』ぐらいの本当に簡単な文章で練習しました。
大体5つ位の文章で1まとまりがあり、そのまとまりごとに練習していきます。
まとまりA・B→まとまりC→まとまりB・C→まとまりD→まとまりC・D→まとまりE
このように、新しいまとまりと復習のまとまりを交互に練習していきます。
題材は「日常で使う言葉」や「受動態」のように使うたくさんあるので自分に合った練習ができます。これを30分行います。
30分もやったら飽きるんじゃないかと思う人もいるかもしれません。しかし、テンポよくポンポン進んでいくのであっという間に30分過ぎてしまいます。むしろ、調子が乗ってきたところで終わりになってしまうことの方が多いです。
会話練習
最後にフィリピン人の先生と会話の練習をします。
1つのお題に対してフィリピン人の先生とお話をします。
僕は、ある写真を見せられてその写真の説明をしたりその写真について自分の考えを話したりする内容でした。
例えば、歌を歌っている人の写真を見せられた時には、まずその状況を英語で表します。
その後、「あなたはどんな音楽が好きなんですか」と言うようにフィリピン人の先生から質問されるのでそれに対して答える、みたいな感じです。
毎回お題はランダムになるのでその都度考えて話さなければなりません。
だからこそ、表現の幅が増えていきます。
ここで、日本人コンシェルジュとの置き換えの練習だったり表現の工夫だったりを試すことができるので、緊張しますがとても身になる練習です。
たまに、話が弾みすぎて時間をオーバーすることすらあります。
ただその時は自分の英語が伝わったんだ、ととても気持ちがいいです。
中には、フィリピン人の先生がすごく話好きで10分間のほとんどをフィリピン人の先生が話す、と言うこともあります。
いずれにせよ、ここでの練習はとても楽しいです。
1年間やってみての感想とまとめ
最後に1年間やってみての感想です。
正直僕に関しては、英語の能力が激烈に向上したとは言えません。
ただ、先生という仕事を続けながら、1年間英会話を続けることができたのは、AQUESのプログラムがよくできているからで、その点は自分の自信に繋がりました。
英語でフィリピン人の先生と会話をしているとき、自分の言っていることが相手に伝わり、先生の話している内容がなんとなくでも理解できたとき、英語が苦手な自分が味わったことのない気持ちの高まりを感じました。
この感覚を味わうことができただけでもAQUESに申し込んで良かったと思っています。
残念ながら、当初、自分が目標にしていた英語を学ぶ理由がなくなってしまったので、2年目の受講は断念しましたが、もし次があるとしたら、もう一度AQUESに申し込むと思います。
また、どのオンライン英会話もそうですが、料金も安くはありません。
僕は、冬のボーナス1回分を注ぎ込みました。
薄給の公務員にとってはとても辛いですが、貴重な経験を買うことができました。
今回の『英語を学ぶ』ことは、やらないで後悔するランキングの上位に位置するものなので、それを考えたらボーナス1回分ぐらいは全然高くありません。
少し興味があるけど、いきなり何十万も出したくないという人にも、AQUESには50分×7回の有料のお試しレッスン があります。値段は19,800円なので、1回約2,800円ですね。僕も最初に試しましたが、通常のレッスンと変わらないので、雰囲気は味わうことができます。
やらない後悔よりやる後悔、よく言われる言葉ですが、これからも英語に関わらず、いろいろなことに挑戦していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
なにかしら参考になれば嬉しいです。