今日はそんな悩みにお答えします。
中学校の通知表には所見を載せるところが多いですよね。
学校によっては所見がないところもあるみたいですが、まだまだ全部とは言えないと思います。
そこで、今日は中学校1年生から3年生までの学習所見を紹介していきます!
そのままは使えないかもしれませんが、是非参考にしてみてください!!
中学校1年生
1年生1学期
関心・意欲・態度
・「文字と式」では,式を書くときの約束にしたがって,文字式を意欲的に表すことができました。また,グループでの話し合いにも積極的に参加し,自分の役割を果たすことができました。
・数当てゲームのしくみを考えた後に自分なりのしくみを考えることができました。
・「正の数,負の数」では,四則計算の規則にしたがって,意欲的に計算することができました。また,友達の発表を真剣に聞き,振り返り活動に活かすことができました。
・授業で学んだことや気付いたことについて自分なりの言葉で振り返ることができました。
見方・考え方
・「文字と式」では,V字に並んだマグネットの数え方を考え,友達と意見を共有して,様々な文字の表し方を学び,文字の良さを発見することができました。
・「正の数,負の数」では,四則計算の規則にしたがって,計算の手順を考え,様々な法則を利用しながら,四則の混じった計算を正確に答えることができました。
技能
・「文字と式」では,式を書くときの約束にしたがって,文字式を正確に表すことができました。また,代入の問題では,グループ学習を通して,解き方を班の人に教えたり,聞いたりすることができました。
・「正の数,負の数」では,四則計算の規則にしたがって,正確に計算することができました。また,分からない問題をそのままにせず,何度も丸をもらうまで繰り返し解くことができました。
知識・理解
・「文字と式」では,式を書くときの約束を覚え,きれいにノートにまとめることができました。
・「正の数,負の数」では,数直線の書き方や数の分類を正確にすることができました。また,法則の名前や四則計算の手順を覚え,特に乗法・除法の様々な解き方を理解することができました。
1年生2学期
関心・意欲・態度
・「1次方程式」では,いろいろな方程式の解き方を発表をする学習に関心をもち意欲的に方程式の解を求めました。
・「量の変化と比例・反比例」では関数とは何か身近な課題に関心をもち,関数かどうかの判断をすることができました。
・「平面図形」では,いろいろな移動の仕方に関心をもち,意欲的に作図に取り組みました。
見方・考え方
・「1次方程式の利用」では,解の意味を理解しながら,正しい答えを考え,文章問題に取り組むことができました。
・「量の変化と比例・反比例の利用」では,速さの問題で,式・表・グラフを使って考えて,表現することができました。
・「1次方程式の利用」では,解の意味を理解しながら,正しい答えを考え,論理的な説明文を考えることができました。
技能
・「1次方程式」では,計算の過程を大切にしながら,正確に多くの問題を解くことができました。
・「量の変化と比例・反比例」では,表を座標に処理し,正確に座標平面に比例・反比例のグラフをかくことができました。
・「平面図形」では,垂直二等分線の意味を理解しながら,きれいに作図することができました。
知識・理解
・「1次方程式」では,等式や不等式の表し方や決まりを理解することができました。
・「量の変化と比例・反比例」では,比例と反比例の式の違いを理解し,友達の発表によく聴き,ノートにまとめることができました。
・「平面図形」では,直線,半直線,線分,円についてしっかりと理解し,きれいにノートにまとめることができました。
1年生3学期
関心・意欲・態度
・「空間図形」では,多面体の辺の数や面の形などを意欲的に調べ,友達と協力しながら答えを求めることができました。
・「空間図形」では丁寧に見取り図をかき,ノートに公式やポイントをまとめることができました。
見方・考え方
・「空間図形の利用」では,直方体における最短距離を友達と協力しながら考え,展開図を使って考えを表すことできました。
・空間図形の表面積を求める授業では,表面全体の面積に着目しながら,友達と解き方を比べながら,考えを深めることができました。
技能
・空間図形における立体の体積を求める授業では,角すいと角柱,円すいと円柱の違いに気を付けながら正確に素早く解くことができました。
・「空間図形」では,投影図の平面図と立面図に分けて書いたり,回転体の見取り図のかき方を覚えたりすることができました。
知識・理解
・「空間図形」では,見取り図と展開図の違いを理解したり,立体の仲間わけをしたりすることができました。
・空間図形の円すいの表面積を求める授業では,おうぎ形の面積を求める公式を覚えることができました。
中学校2年生
2年生1学期
関心・意欲・態度
・「式と計算」では,整式の加法・減法,単項式の乗法・除法に関心をもち,それらを計算しようと努力することができました。
・「連立方程式」では,加減法や代入法と,その基になる考えに関心をもち,連立方程式を解こうとしていました。
見方・考え方
・「式と計算」では,文字を用いて表現したり,目的に応じて式を変形したり,その意味を読み取ったりして,与えられた問題が正しいことなど説明することができました。
・「連立方程式」では,具体的な問題場面から数量の関係をとらえ,連立方程式を解くことができる。また,求めた解や解決の方法が適切かどうか振り返って考えることができました。
技能
・「式と計算」では,2桁の数や偶数,奇数を文字で用いた式の意味を読み取ることができました。また,整式の加法・減法,単項式の乗法・除法を正確に素早くそれらを計算することができました。
・「連立方程式」では,加減法や代入法を用いて,連立方程式を早く正確に素早く解くことができました。特に,加減法の計算では,どうやったら文字を1つ消去できるかを考えながら,計算することができました。
・「連立方程式」では,加減法や代入法を用いて,連立方程式を早く正確に素早く解くことができました。特に,代入法の計算では,同じ項を探し,代入後の符号に注意しながら計算することができました。
知識・理解
・「式と計算」では,単項式・多項式の意味を覚え,きれいにノートにまとめることができました。また,次数や1次式の意味を理解して問題を解くことができました。
・「連立方程式」では,2元1次方程式の解の意味を理解し,正しい答えの組を理解することができました。また,連立方程式を活用して問題を解決する手順を理解して,具体的な問題に取り組むことができました。
2年生2学期
関心・意欲・態度
・1次関数のグラフの書き方を覚えたり,三角形の合同条件を覚えたりすることができました。また,2元1次方程式グラフと1次関数のグラフの関係に関心をもち,グラフを工夫してかこうとしていました。
見方・考え方
・速さや濃度などの具体的な問題について,等しい関係に着目して連立方程式を利用したり,2つの数量関係から1次関数を見いだしたりして,問題を解決することができました。
技能
・1次関数について,2つの数量の関係を表・式・グラフなどに表すことができました。また,対頂角や同位角などの図形の角についての性質を使って,角の大きさを求めました。
知識・理解
・1次関数の傾きや切片のもつ意味を知り,表・式・グラフの関係について理解を深めました。また,対頂角や同位角などの角についての性質や合同な図形の性質を理解することができました。
2年生3学期
関心・意欲・態度
平行四辺形の条件を覚えたり,いろいろな図形の定義や定理をまとめたりすることができました。また,連立方程式の復習なども最後まで粘り強く解くことができました。
見方・考え方
基礎的な知識・技能を活用しながら,数学的な推論の方法を用いて考察することができました。また,合同条件を活用して性質の証明を行うことができました。
技能
平行線や三角形・四角形について,用語や記号を用いて表現することができました。また,図形の性質を利用して,角度や辺の長さを求めることができました。
知識・理解
平行線や三角形・四角形について,性質や証明の方法,それぞれの図形の定義や定理を理解することができました。
中学校3年生
3年生1学期
関心・意欲・態度
新しい数に興味をもち,これまで表せなかった数について計算規則をまとめたり習った知識を利用しようとしたりしました。
見方・考え方
数の性質が一般的に正しいことや図形の面積について成り立つ性質を証明するのに,展開や因数分解を利用して考えることができました。
技能
多項式と単項式の乗法除法や平方根の加減乗除の計算,公式を使って式の展開や因数分解を行うことができました。
知識・理解
因数や素因数,平方根といった言葉の意味や,素因数分解や因数分解の意味を理解することができました。
3年生2学期
関心・意欲・態度
身の回りにある事象や図形の中に現れる事象から関数関係を見いだそうとしたり,2つの三角形が相似であることから新たな性質を見いだそうとしたりしました。
見方・考え方
相似と比の学習では,三角形の相似条件を覚えて2つの三角形が相似であることを筋道立てて証明することができました。
技能
円の学習では,円周角と中心角,弧と円周角の関係を理解し,この関係を使って弧の長さや円周角を求めることができました。
知識・理解
相似と比の学習では,三角形や平行線との比についての定理,また,それを利用して中点連結定理を導き,理解することができました。
3年生3学期
関心・意欲・態度
資料の特徴の調べ方について関心をもち,資料の一部分だけを抽出してその傾向を調べる標本調査を行うことで,資料全体の傾向を推定することができました。
見方・考え方
資料の一部分だけを抽出してその傾向を調べる標本調査について学習しました。基礎的な知識や技能を活用して資料全体の傾向をとらえ,具体的な事象について,数学的に考察し,表現することができました。
技能
計算練習を繰り返し行うことで,2次方程式の解を求めたり,正負の数や根号を含む数の加減乗除を正しく行ったりすることができました。
知識・理解
関数や図形,資料の活用についての基礎的な知識を身に付けたり,基本的な問題の解き方を理解したりすることができました。
中学校3年生 (3観点Ver.)
3年生1学期
知識・技能
・多項式と単項式の乗法除法や平方根の加減乗除の計算、公式を使って式の展開や因数分解を行うことができました。
・数の平方根の必要性と意味を理解し、具体的な場面で数の平方根を使って表したり、処理したりすることができました。
思考・判断・表現
・これまでに学んだ計算の方法と関連づけて、式の展開や因数分解、根号をふくむ式の計算の方法を考え、表現することができました。
主体的に学習に取り組む態度
・文字を使った式や数の平方根のよさを実感して粘り強く考え、学んだことを生活や学習に生かそうとしたり、問題解決の過程をふり返って評価・改善しようとしたりしていました。
3年生2学期
知識・技能
数学では、相似と比の学習において、三角形や平行線との比についての定理、また、それを利用して中点連結定理を導き、理解することができました。
数学では、円の学習において、円周角と中心角、弧と円周角の関係を理解し、この関係を使って弧の長さや円周角を求めることができました。
思考・判断・表現
数学では、相似と比の学習において、三角形の相似条件を覚えて2つの三角形が相似であることを筋道立てて証明することができました。
数学では、関数の学習において、表、式、グラフの特徴を捉えながら表現し、相手にわかりやすく伝えることができました。
主体的に学習に取り組む態度
数学では、身の回りにある事象や図形の中に現れる事象から関数関係を見いだそうとしたり、2つの三角形が相似であることから新たな性質を見いだそうとしたりしました。
数学では、相手に理解してもらえるようにわかりやすい説明を考えたり、相手のアドバイスを受け入れて自分の説明を改善しようとしました。
3年生3学期
知識・技能
数学では、関数や図形、資料の活用についての基礎的な知識を身に付けたり、基本的な問題の解き方を理解したりすることができました。
数学では、計算練習を繰り返し行うことで、2次方程式の解を求めたり、正負の数や根号を含む数の加減乗除を正しく行ったりすることができました。
思考・判断・表現
数学では、標本調査の学習において、資料の一部分だけを抽出してその傾向を調べる標本調査について学習しました。基礎的な知識や技能を活用して資料全体の傾向をとらえ、具体的な事象について、数学的に考察し、表現することができました。
主体的に学習に取り組む態度
数学では、標本調査の学習において、資料の特徴の調べ方について関心をもち、資料の一部分だけを抽出してその傾向を調べる標本調査を行うことで、資料全体の傾向を推定しようとしました。
まとめ
以上数学の学習所見を紹介しました。
4観点から3観点に変わったので、そのまま使えるかどうか分かりませんが、組み合わせれば使えると思うので是非ご活用ください!
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