積極的に子供にお願いしよう
担任を持っている先生はクラスの仕事がたくさんあります。
その中の1つにクラスの教育環境を整える事があります。
意外と面倒なことも多く、しかも掲示物は一年を通してあるので終わりがないのが教室環境です。
この教室環境を整えることはクラスの子にお願いするのがおすすめです。
教室環境にすごくこだわりがあり、自分でやらないと気が済まない人は別ですが…。
子供たちにお願いするとメリットが複数あります。
子供たちにお願いするメリット
- 自分が圧倒的に楽であること
- 自分たちの手で作り上げたという達成感がある
- クラスのリーダーが育つ
これだけ見ても子供達にお願いする価値がありますね。
自分が圧倒的に楽であること
当たり前ですが自分の体を動かさないので見ているだけでオッケーです。
しかも子供たちに役割をお願いするので褒める材料にもなります。
基本的に中学三年生でも、子供たちはお願いされると喜んでやってくれます。
自分たちのクラスなのだから自分たちの手で教室環境を作り上げていく方が年度末に感慨深くなります。
全部自分でやらなきゃいけない、と思っていると時間がいくらあっても足りません。
自分たちの手で作り上げたという達成感がある
特に、初めて担任を持ったり、担任を持ち始めて何年も経っていなかったりする先生は考えてみると良いですね。
実際に掲示をするときも、先生が自分でやったほうが早いし確実ですが、それだと僕は無機質なような感じがします。
子供たちの手でやるからこそ、少し曲がっていたとしても味がある教室環境になるのではないでしょうか。
いっその事、子供たちに掲示物を全部お願いしてみても面白いかもしれません。
隣のクラスがあの掲示物を貼っているから、ウチもやらなきゃいけない、と言うのは思い込みです。
もちろん、学校や学年で統一されているものに関しては掲示しないといけません。
ですが、全部真似する必要はないと思います。
クラスのリーダーが育つ
また、学級のリーダーの子に全体のチェックをさせると、先生があれこれ言わなくてもリーダーの子が注意するようになります。
その結果、自分たちの自治意識が高まり、先生が何もしなくても教室環境が良くなっていきます。
やはり子供たちに自分事として考えさせることが大切なのだと思います。
まとめ
先生として働いている人は、すごく責任感が強く、自分で1から100までやらなきゃいけないと思っている人が多いです。
全部を1人でやった結果、疲れが溜まり余裕がなく満足に子供たちに向き合えないという悪循環に陥ってしまいます。
自分の心に余裕をもてるからこそ、一人一人子供たちのことをよく見ることができるのだと思います。
多くの若い先生は、クラスの子のための行動はたくさんしますが、自分のための行動をあまりしてないように思います。
それが顕著に現れるのが帰る時間です。
毎朝早く来て遅くまで仕事をしても疲れるだけです。
疲れた顔をして子供たちに対応しても満足に対応することができません。
それなら、任せられる事は任せて自分は余裕を持つことに専念した方がいいです。
まずは自分のことを幸せにすることが最優先です。
そこで余裕が出てきたら、周りの幸せのために動くことができるのです。
そのために自分を壊さず自分を大切にしてほしいですね。
その1つの方法として、子供たちの役割をたくさん与えるのがおすすめです。
ぜひ、毎日余裕がないと思っている先生方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。