【先生の思考法】生徒との関係を良好にするために【褒めて励ます】
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誰もが自分に最も関心がある

先生として働いていると、クラスの担任を持っていても持っていなくても、生徒からは嫌われるより好かれたいし関心をもってもらいたいですよね。

ですが、先生としては、自分が生徒に関心を持ってもらうより、生徒に関心を持つことの方が大切です。生徒に関心を持ってもらおうと必死になってもあまり効果はありません。生徒というか他人が最も関心を持っているのは自分自身です。しかも一日中。

例えば、自分が写っている集合写真を見て、最初に探すのは誰ですか?

もちろん自分ですよね。

このことを頭に入れて生徒と接することが大切です。

先生から相手に関心があるんだよというメッセージを送ることを心がけましょう。

そのためにはどうするか。

どんなときでも生徒を褒めて励ますことです。

例え生徒がどんな不正を働いたとしてもその生徒には自分なりの正義があります。だから、自己批判はせずに正当化してしまいます。なんなら、他人を責めようとします。

人間は批判を浴びると、その批判が正しくても自分は悪くないと思いたがります。

なので、もし生徒が問題行動などを起こして批判したくなっても無駄であることを肝に銘じましょう。

先生のやることは褒めて励ますことです。

いくら口うるさく言っても生徒はこちらの言うことを聞いてはくれません。もちろん脅せば動いてくれるかもしれませんが、それは生徒にとっては納得しないことなので一時的な効果しか残らず、反感を抱くだけです。問題の先送りと一緒です。

その考えの助けになるものとして実業家のチャールズ・シュワップの成功の秘訣を送ります。

相手の長所を引き出す唯一の方法は、褒めて励ますことである。上司や教師や親が小言を言うと、相手はやる気をなくしてしまう。頑張りたくなるきっかけを相手に与えることが大切だ。だから私は絶対に小言を言わないし、他人のあら探しもしない。何かが気に入ったら、惜しみもなく褒めるようにしている。

また、偉大な思想家のエマーソンの言葉も人間関係においての悩みが劇的に減る、僕の好きな考えです。

すべての人は何らかの点で私よりすぐれているから、誰からでも必ず学ぶことがある

偉人でさえそうなのですから、私たちにとってはもっとそうですよね。

自分の功績や願望について考えるのはやめて、相手(生徒)の長所を見つける努力をしましょう。

そして、心のこもった褒め言葉を相手にかけてあげましょう。

そうすれば、相手(生徒)はあなたの優しい言葉を生涯にわたって大切にすると思います。

卒業後に「先生に言われたことが今でも覚えています」と言われることを想像してみましょう。

先生が頭の中で思い描いた通りに動く生徒なんてつまらないです。

そうなったら、いつまでたっても先生を超えることはできません。

生徒たちは可能性に満ち溢れています。

生徒の失敗に目がいってしまう気持ちもよくわかります。

ですが、せっかく先生と生徒として出会えたのですから、一つでもその生徒にとってプラスになるような先生でありたいですよね。

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