先生としてかならずしなきゃいけないのが指導です。
今日はよくある場面を想定して行きたいと思います。
登場人物はA、B、Cの3人。
この3人は基本仲良しでいつも一緒に行動しています。
お互い隠し事をしないようによく話をするようにしていました。
ある時、AさんとBさんが2人だけになったタイミングがありました。
そのときに、BさんがAさんに対してCさんについての愚痴をこぼしてしまいました。
Bさん「ここだけの話だけどさ、Cさんって、いい人なんだけど少し空気が読めない時があるから見ていてヒヤヒヤするんだよね。気をつけてほしいよね。」
それを聞いたAさん、このままではBさんとCさんの仲が悪くなってしまうの心配します。
そこで、良かれと思って、Cさんを呼び出し、Bさんに内緒でBさんが言っていたことをCさんに教えてあげました。
すると、Cさんは不機嫌になります。
CさんはAさんにBさんの愚痴を言います。
Cさん「確かにそういうところがあるかもしれないけど…。Bさんだって周りの人にあることない事吹き込んでよくトラブル起こしてるよね。人のこと言えないじゃん。」
それを聞いたAさん、それもそうだなと思い、またBさんにCさんが言っていたことを教えてしまいます。
それを聞いたBさん、怒ってしまいCさんともう一緒にいたくないと先生(自分)に相談に来ました。
さて、ここでもし自分だったら、どのように対応しますか。
割と分かりやすい話ですが、こういった話はよくあります。
お互い話し合って仲直りができればいいですが、このまま仲違いしてしまうことも少なくありません。
1番悪いのは良かれと思ってやったAさんです。
得てして、Aさんは自分が原因だとは思っていません。
この子に自分が悪いことをしたのだと理解させないとまた同じようなトラブルが起こります。
気をつけましょう。
仲良しの関係をぶち壊すのは簡単です。
自分の学校の子達に嫌な思いをさせない為にも前もって話をしておくことも必要かもしれませんね。