【数学・算数】スプレッドシートで比例のグラフを作る方法【ICT活用】
※アフィリエイト広告を利用しています
スプレッドシートでグラフを作るのってどうやるんだろう?

今日は、こんな悩みにお答えします。

GIGAスクール構想の一環で小中学生に一人一台端末が配布されました。

便利な反面、ゲームやYoutubeを見たりしている子が多く、はっきりと「活用している」と言えるかどうか怪しいのが現状です。

でも、間違いないのは、端末が一人一台あることで、エライ人が

先生も子どもも使いこなしてね。

と言っていることです。

そこで今日は、子どものパソコンのスキルも高まり、先生もやった感がでるスプレッドシートでのグラフ作成』を紹介していきます。

こんにちは、ボン(@bonjinnobouken)です。僕は、中学校で6年、現在は小学校に勤務している20代男教員です。ICT主任も務めました。

スプレッドシートを使って比例のグラフを作る方法

まずは、大まかな流れを先に示します。

  1. スプレッドシートを開く
  2. セルに比例の情報を入力して表を作る
  3. 表を選択し、グラフにする

スプレッドシートを開く

スプレッドシートを開きます。

スプレッドシートは、Googleが提供しているサービスの一つなので、全て無料で使えます。

Googleの検索画面を開き、右上の自分のアイコンの左に9つの点をクリックします。

すると、Googleが提供しているサービスが一覧になっています。

その中の『Googleスプレッドシート』を利用していきます。

スプレッドシートをクリックすると、以下のような画面になります。

この中の一番左「空白」をクリックすると、スプレッドシートを開くことができます。

セルに比例の情報を入力して表を作る

続いて、グラフを作るための表を作成します。

スプレッドシートには、横が「ABCD…」縦が「1234…」の二つの要素で一つの枠を示しています。

例えば、スプレッドシートを開いたままだと、「A1」の枠を選択していることになります。

この一つ一つの枠のことを「セル」と言います。

基本的に、一つのセルに一つの情報を入力していきます。

では、「B2」に「時間x(分)」「B3」に「道のりy(m)」を入力してみます。

200%に拡大しました。

次に、比例の数値を入れます。

今回は、簡単に 『 y=2x 』を考えましょう。

数値を入力する時には、全角ではなく、半角にしないといけないので注意しましょう。

全角と半角の切り替えは、キーボードの左上や下にあります。

Windowsで日本語入力のOn/Off切り替えを「秀Caps」で押しやすいキーに変更する | シゴタノ!
半角か全角かなんて判断できないよ!どうしよう!

そんなときは、セルの中の数字の位置に注目してみてください!

半角だと数がセルの右側に、全角だと数がセルの左側に勝手に寄りますよ。

子ども達に指導する時には、この右か左かで判断させるとわかりやすいと思います。

このままでもいいのですが、より表っぽくするために、「枠線」を加えていきます。

一番端のセルにカーソルを合わせて、ドラッグ&ドロップします。

要するに、入力した範囲を青い枠になるように選択します。

ドラッグ&ドロップに苦戦している子には、「Shiftキー」+「十字キー」で選択させることもできます。

個人的には、こちらのやり方の方が、微調整が簡単で好きです。

青い枠にできたら、メニューの真ん中、「枠線」→「すべての枠線」を選択します。

これで、グラフに必要な表の完成です。

表を選択し、グラフにする

いよいよグラフにしていきます。

とは言っても、もう9割ほどは完成しているのでもう少しだけ頑張りましょう。

先ほどと同じように、青い枠で選択します。

選んだ状態でメニューの「挿入」→「グラフ」をクリックします。

グラフの完成!!

あれ、でも、このグラフ原点を通っていませんよ!
たしかに、そうですね。では、表に(0,0)を入れていきましょう。

作った表に1列挿入してグラフを完成させる

「C」列を選択して、右クリック(2本指でタップ)、「左に1列挿入」をクリックします。

挿入された列に(0,0)を入力すると、それに伴ってグラフも原点を通るようになります。

グラフの完成!!
(0,0)を入力したときにグラフが変化しなかった人は、もう一度、青い枠で全体を選択してグラフを挿入してみてね。

まとめ

以上、スプレッドシートで比例のグラフを作る方法を紹介しました。

一度、グラフの作り方を子ども達と一緒に確認してしまえば、別のものを自分で作りたいと思った時にもスムーズになります。

子ども達の順応性はかなり高いです。

ただ、スプレッドシートに限らず、全く知らないものを一から勉強しようとはしないので、最初だけ先生が見本となって教えていく必要があります。

肩肘張らずにリラックスして楽しく勉強していきましょう!

よろしければこちらもどうぞ

おすすめの記事