子どもに伝えたいこと
『自分に出来ることを一生懸命やろう』
この言葉は僕が大切にしている言葉で、子ども達によく言う言葉です。
勉強でも、部活動でも、友達関係でも
自分の実力以上のことを発揮することはできません。
むしろ、本番で実力を発揮できる時の方が珍しいと思います。
頭の中では、
部活でスーパープレーをしたり、
テストで100点満点を取ったり、
好きな子とたくさん話ができたり、
自分の思いのままに考えることができます。
僕もそんな妄想をずっとしていました。
ただ、こういうことを考えている人は、得てして自分で努力をしていない人の方が多いと思います。
キツい練習や地道な努力をしていないから、自分がどこまでやれるのかがわからないのです。
どこまでやれるのかがわからないから、どんなことでもできてしまうと勘違いしてしまう。
勘違いするから、妄想が強くなってしまうんです。
現実はそう上手くはいきません。
キツい練習をしないといいプレーはできないし、地道な努力をしないと成功には結びつきません。
だからこそ今、
『自分に出来ることを一生懸命やる』
ことが大切なんです。
「自分に出来ること」というのは今の実力の100%のことです。
「一生懸命」というのは、その100%を出し切ることです。
これを練習の段階で積み重ねていくことが必要なのだと思います。
積み重ねていく結果、
ある時、
今までの100%が90%の力で出せるようになります。
そのときに自分の実力が上がります。
本番は、それまでに何回100%の壁を越えられたかを確認する場なのです。
時間は人間みんな平等です。
ですが、使い方は人それぞれです。
その時間の中で
いかに自分のできることに一生懸命取り組むことができるかが
周りとの差を決める要因なのだと思います。
僕もの頑張りますので、一緒に頑張っていきましょう。