学校で働き始めて6年目になる凡人の教員です。
6年目になると、少しは学校全体のことが見えてきます。
その中で、最近思った事があります。
それは、「学年主任ってすげー」ってことです。
みなさんも学校で勤務されていれば必ず学年主任の先生がいますよね。
何か困ったことがあれば真っ先に相談する相手です。
学校によって学年主任の先生の年齢はバラバラだそうです。
学年主任になる人は他の先生とどう違うんだろうと思っていました。
そして、ちょっとしたことなのですが印象に残ったことがあったので紹介します。
学期末の終業式の日のことです。
うちの学校は終業式の日に生徒会役員が考えた企画を行います。
ぼくはその担当になっているので、他の先生方とは違う動きをしていました。
そして、生徒会の企画が無事に終わり、片付けをしている時に1学年の先生に「面白かったよ」と声を掛けてもらいました。
その後、職員室では、2学年の先生に「よく考えられているね」と声を掛けられました。
最後に3学年の先生に「お疲れ様でした」と言われました。
声を掛けていただいたのはその3人の先生だけでした。
そのときは何とも思いませんでしたが、少しして、(声を掛けてくれた先生みんな学年主任だったなぁ)と思ったんです。
もちろん、言われて嬉しくないわけないですよね。
その日は少し、頑張って良かったと達成感を感じました。
よくよく振り返ってみて、ちょっとした気遣いをして、「また頑張ろう」と思わせる行動ができる人が結局は上の立場になっていくんだなぁと思いました。
こういう気遣いは、上の立場になったからするんじゃなくて、こういう気遣いをしてきたから上の立場になったんじゃないでしょうか。
自分に置き換えて、周りの人が動きやすくなるような行動をしていきたいと思いました。
学年主任ってやっぱりスゲーな〜。