今日は職員会議と研修が2つありました。
短い時間でしたがその研修の片方を任されました。内容はICTについてです。その内容についてはどうでもいいのですが、研修をする側に立ってみて思ったことを書いていきます。
- 頼みやすい人に仕事が回ってくる
- 内容を完璧に理解していなくても研修の形にはなる
- 実用的な内容だとすぐできるし飽きない
1.頼みやすい人に仕事が回ってくる
1番思うのは、仕事が回ってくるのは仕事ができる人ではなく仕事を断らない人だということです。
考えてみれば当たり前ですが、断る理由が特にない人にお願いすれば大体はOKしてもらえます。だからと言って、その人が喜んで仕事を受けているかはわかりません。僕が分かっていて欲しいのは、仕事でも何でもそうですが、何かを人に頼む時にたとえその仕事自体が30分で終わるようなことでも、本人にとっては30分以上の時間と労力を費やしているということです。今回の研修もミニ研修ということで実質30分程度でしたが、その準備には1時間以上かかっています。お願いするのには5分もかかりません。その5分で相手の人生の1時間を使っていると意識してくれると嬉しいです。当然教員ですからお金も出ません。見返りを求めるのは間違っているのでしょうか。
2.内容を完璧に理解していなくても研修の形にはなる
今回の研修は、これから学校で取り組んでいくサービスの紹介とその内容でした。僕もこのサービスを全く使いこなせていませんが、研修自体は何の文句も出ませんでした。流石に何も知らないのでは話はできませんが、ポイントを絞れば、完璧な理解を目指さなくても大丈夫だと学びました。これはやった人にしか経験できないことなので、今後の教員生活にも役立ってくれると信じています。
3.実用的な内容だとすぐできるし飽きない
人の話だけ聞いていると眠くなるのは仕方がないですね。今回意識したのは、すぐ使えるような内容に絞ったことです。「このサービスを近いうちに使うので一緒に操作していってください」という感じで教職員全員で同じ作業をしていきました。僕はスライドに1工程ずつパソコン画面をスクショした写真を見せながら話をしました。スライドのわかりやすさは中学1年生でもわかるように丁寧に作りました。何をすればいいかが分かっていて、自分でも手を動かすものなら飽きずに取り組んでくれるんだなとこれも学びになりました。
まとめ
今回短い時間での研修でしたが、研修をする方として思ったことを書いていきました。学びに変換しようと思えば色々なことを学べるので物は言いようですね。研修後に他の先輩先生から「良かったよ」と言われましたが、全く嬉しくありませんでした。何故でしょうか。わかりません。