仕事の優先順位
何故か周りからよく思われていない気がする人はいませんか。
先生の世界でも、周りと人間関係を築いておくことはとても大切です。
いつも30人近くの子供たちを相手にしていますが、一人で全員に目を配ることは難しいです。
学校、学年として、先生同士助け合いながらチームで対応していくことが必要です。
そんな世界だからこそ、周りの先生からの信頼を得ていくことが自分のためになります。
では、どうしたら年齢が全然違う周りの先生から信頼されるようになるのでしょうか。
子供たちに信頼される一つの方法として、分かりやすい授業をするというのがありますが、周りの先生に信頼される方法としては仕事を早く終えることだと思います。
ただ、闇雲に仕事をするのではなく、ちゃんと優先順位をつけて仕事をしていきましょう。
先生の仕事は沢山あります。大切なものから無駄なものまで本当に沢山あります。
だからこそ優先順位をつけ、無駄なものは排除したりさっさと片付けたりすることが大切です。
仕事の原則として、『多くの人が関わるものが最優先』です。
先生の仕事には、大きく3つに分類されます。
それは、自分のこと、学年のこと、学校のことです。
自分のこととは、授業準備やクラスの環境作りなどです。
学年のこととは、各学年それぞれで進めているものです。
学校のこととは、行事などの学校全体で進めているものです。
この3つの中で、最優先するべきは学年のことです。
原則と少し違うように感じるかもしれませんが、最優先は学年のことです。
なぜなら、目的が周りの先生からの信頼を得るためだからです。
同じ先生でも、同じ学年の先生と他学年の先生とでは関わり方の密度が違います。
つまり、学年の先生からの印象にマイナスをくらっていなければ、余程のことがない限りサポートを得る人間関係は作れていると判断できます。
一番優先順位が低いのは自分のことです。
学年の仕事が割り振られているのに自分の授業準備は学級通信作ったりしていたら最悪ですね。
期限に余裕があればいいのですが、自分がやっていないせいで誰かの仕事が進まない状況は作らないようにしましょう。
仮に自分がやられていたらと思うと絶対に許せないと思います。
誰しも自分のやりたいタイミングで仕事ができるのが一番です。
そのためにも他の人が関わる仕事に関しては出来るだけ早くに取り組みましょう。
もし期限内に終えるのが難しいのであれば、担当の人に一言声をかけておくといいですね。
改めて先生の仕事は沢山あります。
だからこそ、めんどくさいと思ったら5分でもいいから手を付けることをオススメします。
どんな仕事でも、やり始めるまでが一番辛いのだと思います。
少しでも手をつけてしまえば、中途半端に終わらせるのが気持ち悪くなり、結果的に早く仕上げることができるようになります。
仕事を早く終え、周りから信頼される人になりましょう。