結婚すると、避けては通れないのが『お金の話』です。
僕たちも結婚して
共通の口座を作ろう、できるだけ節約して今後のことに備えよう
色々と話し合ってきました。
その一環で行ったのが保険の見直しです。
僕たち二人とも、新規採用のときに勧められた保険に入ってました。
加えて、それぞれ別口で両親や親戚から勧められていた保険にも入っていました。
今まで、そんなことを考えてこなかったので、正直毎月どれくらい保険にお金を使っているのかさえ把握していませんでした。
しかも、その保険の内容もよくわかってませんでした。
「まあ、とりあえず、みんな入ってるしいいかな〜」って感じです。
それで、よくよく調べてみるとビックリ。
お互い月に3〜5万円ぐらいかかってました。
これじゃ、お金なんて貯まりません。
保障の内容も、契約した年から15年以内に死亡の場合1000万円の保障
とか、大したことない内容でした。
さらに、さらに、お互い積立型の保険にも入っていました。
こりゃ、アカンですな。
ということで、全部やめました。
正確に言うとやめる手続きの最中です。
一度契約してしまうと忙しくて中々見直す機会がないと思いますが、一生懸命仕事している何日かを保険の営業マンさんのために働いているようなものだと考えるとやるせなくなりませんか。
しかも、言葉を強くすると保険の人たちは姑息です。
新採で働き始めた人たちの事務手続きの延長のように保険に勧誘してきます。
入るのが前提で、「今は若くて病気になるリスクが低いからこっちの方がいいですね」
こんな感じで契約しています。
自分たちが保険のことやお金のことに対して全然勉強してこなかったことも問題ではありますがそれにしてもほとんど意味のないような保険を勧めてくるのはどうなのでしょうか。
気をつけましょう。
たまたま、僕は30才になる前に見直しをして気づくことができましたが、見直さずに、一生懸命働いたお金を抜かれている人も多いと思います。
特に、学校の先生は注意が必要です。
なぜなら、学校の先生の多くは、中学→高校→大学→教員という流れの人が多いですよね。
つまり、お金のこととか社会のことを学んでくることなく、半ば学生気分で最初は働き始めてしまいます。働く場所が学校ということも原因の一つですね。
自分の専門としている教科の勉強や指導についてなど、子ども達を幸せにすることは学んできましたが、自分をより幸せにする方法は学んできていないのでしょうか。少なくとも、自分はそうでした。
教員の多くは、心のどこかで、または一度は
学校の外にいる人たちより一般常識がないんじゃないか
と思っているのではないでしょうか。
すごく劣等感がありますよね。
だからこそ、保険のセールスにやられてしまうのだと思います。
自分の人生ですから、自分で納得したものを選んでいきたいですね。
なにをすればいいかがわからない人は、この時期に新採を訪ねてくる保険の人に声をかけましょう。
少なくとも、積立型の保険はいらないです。
積立型の保険はうっすい保険がついた割高な保険です。
積み立てたいなら自分で資産形成しましょう。
保険に入りたいなら掛け捨て保険で構いません。
保険の目的は、「お金を増やすこと」ではありません「万が一のことに備えること」です。
素が取れるとか考えて加入しているのならそれは危ない考えです。
ギャンブルと一緒です。
自分が死ぬとか病気になることにBETにしているようなものです。
カイジよりひどいですね。
なんとなくではなく、自分の目的に合った選択をしていきましょう。