【Google Classroom】公立中学校数学のオンライン授業のやり方【写真多数】
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本校では2021年9月から休校になり、Google Classroom を利用してオンライン授業を行っています。まだまだ慣れていませんが、Google Classroomでの授業の仕方を紹介します。

僕は数学教員なので数学の授業に絞って紹介していきます。

学校ごとに導入されている教育支援クラウドは違うと思いますが、本校ではロイロノートを導入していますので、Google Classroomロイロノートの二つを利用していきます。

先生側の準備

  • パソコン(1台でも可能ですが、iPadなどのネットに繋がる端末がもう一台あると便利です)
  • タッチペン(手書きをしたい場合は必須)
  • 授業スライド(ロイロノートで作成しました)
  • テレビに繋げるコード(Chrome bookならChromecastがあるとかなり便利)

生徒側の準備

  • パソコン(一人一台端末)
  • ノート、教科書

 

授業の流れ

  1. Google Classroom、Google meet、ロイロノートを別タブで開いておく
  2. 生徒にも上記の3つをタブで開かせる
  3. 出席の確認
  4. 復習問題
  5. めあての確認
  6. 本時の例題(ノートに書かせる)
  7. 本時の例題の解説
  8. 教科書の問題を説明しながら一緒に解く
  9. 個別練習
  10. 問題の解説
  11. 6〜10を繰り返す
  12. 振り返り

 

1・2.Google Classroom、Google meet、ロイロノートを別タブで開いておく

上の写真のようにタブの中にGoogle Classroom、Google meet、ロイロノートがあればOKです。

生徒にも同じように3つのタブを作らせます。

Google meetにはマイクはOFF、カメラはONにするようにしましょう。

マイクがONになっていると音がガヤガヤして聞き取りづらくなります

カメラがOFFになっていると授業を受けているかどうかがわかりません。オンライン授業での授業離脱対策です。

 

3.出席の確認

出席の確認をします。

普段の授業でもやっていることですね。

ただ、オンライン上なので機材のトラブル等は考慮しておかなければなりません。やり方は工夫する必要があります。

一人一人呼名をするコメントに名前を打ち込んでもらう等、先生がやりやすい方法を選んでください。

一人一人呼名すると、時間は少しかかりますが音声確認も兼ねることができます

コメントに名前を打ち込んでもらうと、圧倒的に楽ですし、ログに残るので後で確認することができます

 

4.復習問題

ここから、授業スタートです。

対面での授業で5問テストのような確認問題を行っているので、オンライン授業でも僕は復習問題を何問か行っています。

やり方は2種類です。

テストのような形をとるならGoogle classroomでの【授業】であらかじめ『確認テスト』を作成しておき、出題します。

解説も含めるならロイロノートで出題します。

 

5.めあての確認

オンライン授業でもめあては確認しましょう。

6.本時の例題(ノートに書かせる)

前提として、オンライン授業では最低限、基礎的基本的なことを抑えることを目的としています。

そのため、例題→解説→問題→解説というサイクルを何回か繰り返します。

ここで示すのは、教科書の切り抜きでも板書でも構わないと思います。

今日の授業で身につけて欲しいことを示して生徒にノートに書かせます。

 

教科書を参考にしたり、板書を書いたりします。

板書はこんな感じにしました。

 

7.本時の例題の解説

本時の例題をノートに書かせたら問題の解説をしていきます。

ロイロノートでは画面共有機能がありますので、画面を共有して解説していきます。解説することは途中式の説明です。式と式の間で何を考えて何をしたかを伝えるイメージです。

タッチペンがあるとここで大活躍します。特に100円ショップではなくペン先が細いタイプは重宝します。

 

8.教科書の問題を説明しながら一緒に解く

例題を解説したら次は問題を解いていきます。教科書に載っているQの問題でいいですね。

大体Qの問題は2〜4問あることが多いので、半分は先生と一緒に解いていきます。

例題とほとんど同じように解けることを確認したら次は自分で解かせましょう。

 

9.個別練習

残りの半分の問題を自力で解かせます。

このときに、生徒たちのマイクをONにしてもいいかもしれません。

教室では周りの目があるので発言しない子もオンライン上だと「わからない」とか「これなんだ?」とか発言するので面白いです。そんな声を聞いたら先生が言葉を拾ってヒントを与えることもできます

マイクをOFFのままの場合は、Google meetのチャット機能ロイロノートを活用してわからないところを聞いたりヒントを与えたりするといいでしょう。

自力で解けた生徒には自分のノートの写真をロイロノートに送ってもらい、丸をつけて返却します。

残りの時間には自分の学習を進めるよう指示します。

10.問題の解説

ある程度問題が解けたら、改めて問題の答え合わせと解説をしていきます。この際に、間違いやすいところに触れておくと良いでしょう。

 

11.6〜10を繰り返す

授業時間の中で上の6〜10までを繰り返します。

繰り返しが終わったら本時の学習に関する確認テストをGoogle Classroomで行い、さらなる定着を図ります。

 

12.振り返り

授業の最後に振り返りをロイロノートかGoogle Classroomで回収します。

振り返りには、学んだことやわかったこと、逆にまだ理解が追いついていないこと等を書かせます。

 

以上が数学のオンライン授業の紹介でした。

何かしら参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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