+-×÷の由来ってご存知ですか?
いつの間にか出てきて当たり前に使っている記号です。
今日はこの記号について調べてきたので紹介していきます。(諸説あるみたいですが…)
-
-の記号は船乗りのたるから来たそうです。
船乗りがたるに水を入れます。
その水を使っていくと水の水位は下がってきますよね。
上から見ても分かりずらいです。
だから、
今どこまで水が入っているか
を表すために【-】をたるに書いていたことが始まりのようです。
+
+は上のたるのお話の続きです。
水位が下がったところに【-】が書かれています。
そのたるに水を一杯に入れると水位が元に戻ります。
そのとき、もともと書かれていた【-】に縦棒を書いて【+】にしたそうです。
やはり+と-は逆の考え(逆演算)なんだなと実感させられますね。
×
続いては×の記号です。
現在使われている【×】の記号はイギリスのオートレッドという人がキリスト教の十字架を斜めにしたのが始まりだそうです。
しかし、この記号はアルファベットのXと間違いやすいので、ドイツの数学者ライプニッツは【∩】という記号を用いていたそうです。
その後、【×】は【・】で表すようになり、a×bはa・bと表すようになりました。
高校の先生はかけ算の記号を【・】で表すことが多いですよね。
÷
わり算の一(横棒)は分数の横棒で、上の点は分子、下の点は分母を表しているという説もあります。
ライプニッツはわり算を【:】で表すことを提案したそうです。
かけ算を一つの点【・】で表すからわり算を二つの点【:】で表したのではないかと言われています。
×と÷は比較的新しい記号で、高校以上になるとどちらもあまり使われなくなります。
中学校でも、×と÷は省略できると習いますよね。
おまけ
ちなみに、等号【=】に二本の直線を用いたのは、2本の平行線ほど、等しいものは他にはない、という理由からだと言われています。
当たり前のことに疑問をもつことはとても大切です。
ここまで、読んでいただきありがとうございます。
最後にアインシュタインの名言を贈ります。
大切なのは、疑問を持ち続けることだ。
神聖な好奇心を失ってはならない。